日本歯科社会教養推進機構(JDL)は「歯科業界ではたらくすべての人が輝ける社会を」の理念のもと、基本的な社会教養を身につけることができるスクール型の教育団体です。
2022年1月に0期を開催し、一人で学習するだけでなく、学びの同期を得ることで長く歯科業界で活躍できる人財が増えることを目指します。
いざ社会にでようとする未来明るい人財が、自分のあり方を見つけ、考える力を身につけられるような思考を育みます。
歯科業界は長い間人財不足が叫ばれています。特に歯科衛生士の有効求人倍率は20倍以上で、常に歯科衛生士を探しているという歯科医院も多くあります。
実働している歯科衛生士の登録者数の僅か半数である13万人弱で、せっかく国家資格を取得し社会にでたのに、わずか数年で歯科業界を離れてしまう人が多くいます。
さらに歯科技工士学校は定員割れの末、閉校。歯科医師数は10万人を超え、飽和状態といわれることもありますが、定期的に歯科医院で歯のチェックを受ける「予防実践者」はわずか3割ともいわれ、日本における歯科が行うことの大きさを感じずにはいられません。
(公益社団法人 日本歯科医師会 15歳~79歳の男女10,000人に聞く、「歯科医療に関する生活者調査」Part2 より引用)
歯科業界を目指す人財を増やし、帰属意識を持って定着を図り、社会に貢献できるようにしていくためには、社会人になるタイミングで教養を身につけることが必要ではないか、そんな想いから日本歯科社会教養推進機構(JDL)を立ち上げました。